結城浩のはてなブログ

ふと思いついたことをパタパタと書いてます。

結城浩の最新刊『増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門マルチスレッド編』

はてな日記のほうでも、新刊のアナウンスをしておきます。
結城浩の最新刊『増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門マルチスレッド編』(isbn:4797331623)がもうすぐ出版になります。
増補改訂版では、旧版の内容を細かく見直し、さらに読みやすく分かりやすく書き直しました。これまでのサンプルプログラムを見直すことはもちろんのこと、java.util.concurrentに対応したサンプルプログラムもたくさん追加しました。
発売日は2006年3月下旬の予定。もしも書店で見かけましたら、手にとってごらんいただければありがたいです。

増補改訂版 Java言語で学ぶデザインパターン入門 マルチスレッド編

レッテル

jkondoさんの記事を読んで。

相手のことを人間としてよく知りもしない人が、相手の組織とか経歴だけで人を判断したりしているのは良くないと思った。それは差別っていうんだと思う。
まず個人としてその人がどういう人かとか、何書いているのとか、見なきゃだめだよね。順番として。
その後で評価が変わるならそれはそれで良いだろうけど。

基本的には主張は理解できますけれど、ツッコミビリティがかなり高いツッコミどころが多い記事だと思います。「相手の組織とか経歴だけ」の「だけ」がすごく重要な意味を持っている。以下、軽くつっこんでみます。

  • ある人がどういう組織に属しているかは、その人の選択であることが多い。だから判断材料としては有効。
  • 経歴も、その人の努力の結果だったり、考え方を表現した結果だったりするので、判断材料としては使えると思います。履歴書は無意味ではない。
  • 「個人としてその人がどういう人か」ってどうやって見るのでしょうね。
  • 書いているもので判断するとき、その人の文章表現能力はわかるけれど「人間として」どれだけわかるのでしょう。
  • 「何を書いているか」で判断するのも同様で偏っていることにかわりはない。文章を書く要因というのはそれほど単純じゃない。

以上、軽いツッコミ。
最近jkondoさんがツッコミビリティの高いツッコミどころが多い記事をよく書くのは、きっと何かを深く考えている・悩んでいる・体験しているのであろう、と想像しています。
状況はわかりませんが、良い判断ができますようにと祈っております。
追記:kazuyaさんからコメントをいただきました。情報ありがとうございます。んー、やはり背景を想像して文章を書くと見当外れになるなあ、とちょっと自戒。
追記:「ツッコミビリティ」よりも「ツッコミどころ満載」のほうが適切ですね。rucilaさん、感謝です。修正しました。

関数プログラミングとGUI

GUIで学ぶ関数プログラミングで学ぶGUIアプリケーションその続きを読んで(うそです、ぱらぱら見ただけです)感じたこと。

  • 語り口がすごくおもしろい(^_^)
  • 「継続」と関連がありそうななさそうな
  • 「コルーチン」と関連がありそうななさそうな
  • やっぱり時代はLispか(なぜ)

すみません、眠いので文章変です。でも、はてダラで送信〜。