『数学ガール』言及リンク集(72)
みなさん、拙著『数学ガール』、続編、それにコミックス(上)への言及ありがとうございます。以下、感謝しつつリンク。
(なお、以下からはリンクしてありませんが、mixiにも大量の感想・言及があります)
- が、注目すべきところは参考書としてのわかりやすさでも、ヒロインの愛らしさでもなく、(これも重要ですが)原作者さんの数学を読者に好きになってもらいたいという気持ち、でしょう。
- しかし、本書がすごいのは、その構想だけではなく、数学の扱いが実に丁寧で、愛情に満ちていること。高校の頃にこんな教え方をされていたら、人生少し変わったかも・・・
- 何はともあれ、理工系の高校生、大学生、これから理系の勉強に力を入れたい中学3年生がいて、この本を知らなかったら、真っ先に紹介したいと思います。
- 全体を通して透き通るような空気感があり、読後はとても心地よい気持ちになれました。
- 数学の知識が得られたことはもちろんですが、この本を読んで素直に、勉強したくなりました。
- これが上巻ということはこれと同じくらいの長さの下巻も出るという事ですよね?これは楽しみだなぁ。
- この本が優れているのは「数学自体が物語を持っている」っていう点ですね。「数式」に伏線が張ってあって、見事にそれを回収して「数学の物語」を収束させていくのです。
- わからないこと自体は悪いことではないばかりか、「あっさり分かってしまわない」という能力は理系の学問では時として長所になります。
- 『数学ガール』言及リンク集(URL http://tinyurl.com/girlref/でもアクセスできます)
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