結城浩メルマガ/小さな目標/とっておきの話題/リスーピア/
結城浩のメルマガ「コミュニケーションの心がけ」のVol.016を発行しました。
今回は、
- 結城浩クイズ
- 教えるときの心がけ - 小さな目標
- コミュニケーションのパターンランゲージ - とっておきの話題
- Q&A - 良い文章を書く方法をずばりと教えてください
- 次回予告 - 物語とは何だろうか
- おまけ - リスーピアに行きました
をお届けします。
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今回のメルマガを、ちょっと立ち読み!
●教えるときの心がけ - 小さな目標
…教師は、生徒が指示に従って実行し、首尾良く物事が進むこと、あるいは生徒のスキルや経験がアップすることを期待します。そのような「何かを実行させる」という局面では、
「目標を立てる」
ということがとても大切になります。…目標というものは、
「達成したかどうかが判定できるもの」
でなければなりません。どんなに小さなものであっても、達成した/達成できなかったが判定できれば目標になりえます。…
今回のメルマガを、ちょっと立ち読み!
●Q&A - 良い文章を書く方法をずばりと教えてください
●質問
質問です。会社でメールを書くときに、ものすごーく時間がかかってしまいます。時間をかけて書いても良い文章になるのでもなく、だんだん話がごちゃごちゃしてかえって読みにくい文章になってしまいます。
良い文章を書く方法をずばりと教えてください。よろしくお願いいたします。
●回答
結城は「良い文章の書き方は?」といった質問には、毎回おなじように答えます。それは、
「読者のことを考えよう」
という答えです。文章の書き方、本の書き方、コミュニケーション…つまり、このメルマガの結論は最初から一言で言えます。それは、
「読者のことを考えよう」
ということです(一般的なコミュニケーションの場合には「読者」ではなく「相手」と表現したほうがいいでしょうけれど)。
「読者のことを考えよう」というのが「答え」ではあるのですが、これはまだ抽象的ですよね。ですから、各人が、
・読者って誰のこと?
・読者のことを考えるって何を意味するの?
というように具体的に適用していかなければなりません。あなたが読んでいるこの結城メルマガは、その具体的な適用の練習場といえるのかもしれません。…状況は「会社でメールを書くとき」ですね。さあ、さっそく、
「読者のことを考えよう」
を実践してみましょう。
あなたが書くメールの読者は誰ですか?