結城浩メルマガ/結城浩セミナー(3)/自炊で失敗は?/
結城浩のメルマガ「コミュニケーションの心がけ」のVol.019を発行しました。
今回は、
- 結城クイズ
- 特別企画 - 結城浩セミナー/プレビュー版(3)
- Q&A - 「自炊」で「失敗した!」ということはありませんか
- 結城クイズの答え
- 次回予告 - 手書きノートのスナップショット(5)
をお届けします。
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今回のメルマガを、ちょっと立ち読み!
●質問
Vol.017で「自炊」についての話題が上がっていました。自炊の体験談は参考になります。
最近、本棚がいっぱいになってきて、手持ちの雑誌だけでも自炊しようかと思案しています。
自炊したファイルをiPhoneやパソコンなどで読む場合、結城さんはどのようなアプリを使っているんでしょうか。紙の雑誌や本を裁断してしまうことに抵抗はありませんか。それから、紙をPDFにしてしまうことで作業効率や理解度はどうでしょう。PDFにしてしまって「失敗した!」ということはありますか。
●回答
ご質問ありがとうございます。「自炊」についてのいろいろな質問をありがとうございます。順番にお答えしていきますが、まずは基本的な情報から。
●結城の自炊
結城は数学の本・プログラミングの本・漫画・小説などを主に自炊(裁断しスキャナでPDF化)しています。雑誌も自炊していますが、それほど冊数はありません。
主に自分でScanSnapというスキャナーを使ってPDFに変換し、OCRの処理を行って検索ができるようにしてあります。Vol.017でご紹介したように、BOOKSCANという自炊代行サービスで20冊ほどスキャンしたことがあります。ちょうど現在、BOOKSCANでさらに30冊のスキャンが始まったところです。
先ほど数えてみたら「664冊」の自炊したPDFがありました。
●使っているアプリについて
結城は、自炊したPDFを主に以下の三通りの方法で読んでいます。ノートパソコンで読む場合、使っているアプリは以下のもの。
- Adobe Acrobat(PDFを読むため、マーカーで印つけるため)
- Evernote for Windows(画面のスクリーンショットをEvernoteに保存するため)
- Dropbox(スキャンしたPDFはすべてDropboxに入れてあります)
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