結城浩のはてなブログ

ふと思いついたことをパタパタと書いてます。

Vimで、画面の端でスクロールするのではなく、数行余裕があるうちにスクロールする方法(scrolloff)

背景

  • Vimを使っている。

問題

  • 画面の端までカーソルが移動してスクロールし始めると、カーソルの先に何が書いてあるかわかりにくい。

解法

  • :set scrolloff=3 を ~/.vimrc に書くと、3行余裕を持たせてスクロールするようになる。

詳細

  • scrolloffで指定した数値は、カーソルの上下に表示する最少の行数になる。

謝辞

  • Twitterでたくさんの方から教えていただきました。感謝。

書籍『数学ガールの秘密ノート/整数で遊ぼう』刊行記念《サイン本無料プレゼント》(応募終了)

応募受付は終了しています
こんにちは、結城浩です。いつも応援ありがとうございます。
2013年12月に、書籍『数学ガールの秘密ノート/整数で遊ぼう』SBクリエイティブさんから刊行されます。
恒例になりましたが、みなさんへの感謝を込めて、本書を無料プレゼントいたします。
このエントリをよくお読みの上、どうぞご応募ください!

  • 当選者に送られるプレゼント:書籍『数学ガールの秘密ノート/整数で遊ぼう』
  • 当選人数:7人
  • 応募〆切:2013年11月18日(月)
  • 応募条件:以下の(A)(B)(C)のうち少なくともいずれか1つを実行してください。
    • (A) あなたのWebサイトやブログに「数学ガールの秘密ノート」という文字列を含むエントリを書く。またはTwitterFacebookで「数学ガールの秘密ノート」という文字列を含むつぶやきを行う。内容はどんなことでもかまいません。
    • (B) あなたの知人に「『数学ガールの秘密ノート』の二冊目の本が出るんだって」と伝える。
    • (C) http://www.hyuki.com/girl/note2.html のページを、Webのブックマークサイト(はてなブックマークでなくてもよいです)を使ってブックマークする。
  • 応募方法:以下の表題をつけて、までメールをお送りください。応募メールには住所を含める必要はありません。

■応募メールにつける表題■
[NOTE2]『数学ガールの秘密ノート/整数で遊ぼう』無料プレゼント応募

    • お願い1:応募の際にはメールの中に、結城浩の活動に対する感想・今後結城に書いてほしい本・最近読んでいる本・興味を持っていること・興味を持っている技術・よく見るWebサイト・毎月のおこづかい・(中学生・高校生は)将来の夢・(中学生・高校生以外は)中学・高校時代の思い出などを自由にお書きください。感想の有無や内容は、当選するかどうかにはまったく無関係ですが、いろいろ書いてくださると、私はとてもうれしいです。みなさんからのお手紙を読むのは、大きな楽しみなんです。長いメールでもかまいません。そうそう、結城メルマガをご購読なさっていたらその旨も書いてください。
    • お願い2:結城は、メールの振り分けに上記の表題を使っています。必ず上記の表題を書いたメールを送って下さい。コピー&ペーストすることを強くお勧めします。
  • 抽選:2013年11月19日(火)に抽選を行い、当選者あてに直接メールをお送りして送付先をおたずねします。
  • 発送:プレゼントの発送は年明け2014年1月になる予定です。
  • 注意:
    • お送りするのは日本国内限定です。
    • お送りするのは結城のサイン本です。
    • お送りいただいたメールアドレスには今後、結城からのお知らせがときたま届くことがあります。
    • この企画は結城が個人的に行っているものです。出版社へのお問い合わせなどはご遠慮ください。
  • 履歴
    • 2013-11-12 20:38 現在の応募数7名。
    • 2013-11-13 20:38 現在の応募数15名。
    • 2013-11-14 19:44 現在の応募数28名。
    • 2013-11-15 10:00 現在の応募数38名。
    • 2013-11-17 21:10 現在の応募数63名。
    • 2013-11-18 23:54 現在の応募数101名。
    • 2013-11-19 09:12 抽選を行い、当選した7名様にメールを送って送付先をお尋ねしています。
    • 2013-11-20 19:47 当選者7名全員からお返事をいただきました。発送までしばらくお待ちくださいm(_ _)m
    • 2013-12-13 12:00 当選者7名全員に書籍を送付しました。

tex2imgを使ってLaTeXで書いた数式を画像に変換

tex2imgを使ってLaTeXで書いた数式を画像に変換してみました。

まず、LaTeXのファイルを用意します(ker.tex)。

\documentclass{jsarticle}
\usepackage{amsmath}
\pagestyle{empty}
\begin{document}

\section*{問題}
線形写像~$f$に対し、
\[
\text{$f$~が単射である} \Leftrightarrow \ker(f)=\{0\}
\]
を証明せよ。

\section*{解答}

1.~$\Rightarrow$の対偶を示す。

$f$~が線型写像なら$\ker(f) \ni 0$なので、$\ker(f)$に属する$0$~以外の元の存在を仮定し、それを$a$とする。
このとき、$a \neq 0$かつ$f(a)=f(0)=0$なので$f$~は単射ではない。

\medskip

2.~$\Leftarrow$を背理法で示す。

$\ker(f)=\{0\}$かつ$f$は単射ではないと仮定する。
$f$~は単射でないので$a \neq b$かつ$f(a)=f(b)$という$a,b$が存在する。
$f$~は線型写像だから$f(a)-f(b)=f(a-b)$となり、$f(a)=f(b)$から$f(a-b)=0$~がいえる。
$f(a-b)=0$$\ker(f)=\{0\}$から$a-b=0$がいえるが、これは$a \neq b$と矛盾する。

\medskip

以上1.と2.により、$\text{線型写像~$f$が単射である}\Leftrightarrow \ker(f)=\{0\}$が示された。\rule{5pt}{10pt}
\end{document}

次に、コマンドラインから以下のように入力します($はプロンプト。実際には全体を一行で)。

$ tex2img
    --kanji utf8 
    --left-margin 50
    --right-margin 50
    --top-margin 50
    --bottom-margin 50
    ker.tex ker.png

このようにしてできたker.pngはこんな感じになります。

普通にPDFファイルを作るには、以下のように入力します。

$ platex ker.tex
$ dvipdfmx ker.dvi

これでker.pdfができます。

MacでCommand+Tabキーを使って(アプリではなく)ウインドウを切り換える方法(HyperSwitchを使う)

問い

  • MacでCommand+Tabを使うとアプリは切りかわりますが、Windowsのようにウインドウを切りかえるにはどうすればいいですか。

答え

  • HyperSwitchというアプリを使うとできます。

参考

謝辞

  • Twitterで関連情報を多数教えてくださったみなさんに感謝します。m(_ _)m

Macのダイアログでキーボードを使ってボタン間のフォーカス移動&決定する方法(環境設定必要)

問い

  • Macのダイアログで、キーボードを使ってボタン間のフォーカスを移動し、さらに決定するにはどうすればいいですか。

答え

  • まず「システム環境設定 > キーボード > フルキーボードアクセス」で「すべてのコントロール」をオンにします。
  • あとはタブキーでフォーカス移動をし、スペースキーで決定します。Returnキーではデフォルトのボタンが押されるので注意してください。

謝辞

  • Twitterで教えてくださったみなさんに感謝します。m(_ _)m

VimでLaTeXのファイルを編集するときのオートインデントを停止する方法(tex.vimを作る)

問い

  • VimLaTeXのファイルを編集するとき、自動的なインデントが起きないようにするにはどうしたらよいですか。

答え

  • 以下の内容のファイル(~/.vim/indent/tex.vim)を作ります。
let b:did_indent = 1

参照