はてなダイアリーライター、とても便利
ところで、昨日から急に作り始めた「はてなダイアリーライター」だけれど、私個人としてはとても便利に感じている。いまこの日記も「はてなダイアリーライター」を使って更新することを前提に秀丸エディタで書いている。
「はてなダイアリー」はいろんな人からの反応をもらいやすいから、書いていて楽しいんだけれど、Webで更新するというところがどうもなじめなかった。確かに、いしなおさんのexeditを使うと、textareaから自分の好みのテキストエディタを動かすことができる。でもそれ以前に「はてな」にログインしたり、日記を編集するページに移動したりといった操作を行わなければならない。
私は、日記を書く場合、基本的にローカルに編集したい。自分のテキストエディタでファイルを開き、ゆっくり考えながら書きたい。ネットにつながっていないところでも書きたい。で、書けたところでネットにつないで「送信」とやりたい。でもその「送信」はコマンド一発で行いたいのだ。
私が「はてなダイアリーライター」(hw.pl)というPerlスクリプトを作ろうと思ったのはそのためだ。コマンドライン一発で、カレントディレクトリにあるテキストファイルの中から、最近送信していないファイルを選び出して送信する。ログインも自動的に行う。以上。
ファイルは2004-08-20.txtのように、YYYY-MM-DD.txtという形式になっている。このファイルがYYYY年MM月DD日の日記に対応しているわけだ。
「はてなダイアリーライター」(hw.pl)はたった200行のスクリプトだから、読むのも簡単だ。Perlが分かっている人ならいろんな改造を思いつくだろう。Perlと同じライセンスで再配布できるから、自分好みのツールにするのもよい。たとえば、テキストベースの日記ツールからはてなダイアリーにミラーリングするなどという使い方もできるかも。それからファイルを日ごとに分けるのではなく年ごとに分けるように変更することも簡単にできるだろう。アイディア次第だ。
日記は自分の手にしっくりくるツールで書きたいもの。ぜひ「はてなダイアリーライター」(hw.pl)をご利用ください。
http://www.hyuki.com/techinfo/hatena_diary_writer.html
なお、このツールはWebブラウザの動きを模倣しているわけだけれど、はてなダイアリーにはXML形式でインポートするという機能がもともとある。こちらを利用するスクリプトを作るというのもよい方法だろう。