結城浩のはてなブログ

ふと思いついたことをパタパタと書いてます。

『数学ガール』を紹介するスレ / 文章を書く本の話

いちおうこっちでも紹介しておきます。

ちなみに私が好きなネタは、

高校生っていっても、意外と大変だぜ。萌え萌え言っていればいいってもんじゃない。休む暇なんてマジないし
(略)
おまえは「大熊猫大好き」さんかw

です。西尾維新は楽しい。
ちなみに話は変わりますが。
『数学ガール』を書いているとき、冲方丁さんの『冲方式ストーリー創作塾』という本を読みました(いや、書き終えてからだったかな…忘れちゃった)。直接的な参考にはならなかったんですが、元気が出る本でしたね。小難しく考えるよりも、まずやってみようよ!小説書いてみようよ!という感じがよく出ていて。あ、でもライトノベル風味の文章がきらいな人には抵抗があるかもしれませんけれど。
実は、結城は冲方丁さんという方を知らなくて、この『冲方式ストーリー創作塾』の中にサンプルとして出てくる「蒼穹のファフナー」や「マルドゥック・スクランブル」も知らなかったんです(ファンの方ごめんなさい)。ところが先日「印象深い声を持つ女性ヴォーカルを教えてください」というエントリを書いたときに教えてもらったAngelaがまさに「蒼穹のファフナー」の主題歌を歌っていて、「いやあ、何だかつながったなあ」と思った次第です。
さらに話は変わりますが。
結城は「文章読本」とか「小説の書き方」のたぐいの本が大好きで、これまでにも何十冊と読んでいます。奥さんからは「あなた『小説の書き方』って本、たくさん読んでいるけれど、いつ小説書くの?」とよくからかわれておりました(ぷんぷん)。今回『数学ガール』で、自分が書いた「物語」が本になるということでとてもうれしく思っています(まあ、普通の小説とは違うかもしれませんけれどね)。
西尾維新に話を戻して、と。
西尾維新戯言シリーズをコンプリートした後、『ザレゴトディクショナル 戯言シリーズ用語辞典』を読みました。戯言シリーズの制作裏話的なところが非常におもしろかった。没にしたエピソードなどの話が書いてあると、西尾氏も試行錯誤しながら書いているのだなあと感じ、何だか元気がでました。戯言シリーズの「種明かし」と思って買ってがっかりした人もいるらしいですが、「打ち上げ」と思って読むと納得。
文章の書き方といえば。
結城は、何度も紹介しているスティーヴン・キング『小説作法』がとてもお気に入りです。2001年の日記でも紹介していますね。この本を読んで作ったページが、文章教室です。中断してますけどね。