結城浩のはてなブログ

ふと思いついたことをパタパタと書いてます。

本を薦められる

トラックバックをたどって山羊さんの日記(id:yagian:20041003)を読む。山羊さんとはずいぶん長いネットの付き合いだが、まだお会いしたことはない。先日は「はてなダイアリーの一冊百選」からみでやりとりがあった。
保坂和志の小説を「さりげなく」お薦めされて、山羊さんのやわらかな心遣いをうれしく受け止めました。
確かに、本を薦める/薦められるのは難しいものですね。他の人から薦められて読んでみて「本当に良かった」と思うことはとても少ないように思います。結婚前の家内(つまりは彼女)から薦められた三浦綾子さんの『道ありき』はよかったけれど、あとはすぐには思いつかない。
でも、たとえば、今回薦められた「保坂和志」という作家の名前を記憶しておき、本屋さんに立ち寄ったときに「そういえば」と思い出してぱらぱらめくってみるのはよいかもしれない。それで波長が合うかどうかがポイントかもしれません。