結城浩のはてなブログ

ふと思いついたことをパタパタと書いてます。

実について

ネットを見ていると、ときどき「可能無限」と「実無限」という用語を見かける。この用語が適切なものかどうかはさておき、無限をこうやって区別したい人は、3を「可能3」と「実3」に区別しないのかな、と思った(批判しているわけではなく、疑問をいだいているだけです。念のため)。
追記:可能無限をGoogleで検索してみると、数学というよりも哲学のようなものかな。
追記:「可能3」と「実3」という話題を書いた理由。どうして無限だけ特別扱いするかわからなかったから。無限にせよ、虚数にせよ、実数にせよ、負数にせよ、自然数にせよ、何にせよ、数学的な存在は、ある公理を満たすものとして存在すると私は思うからです。