結城浩のはてなブログ

ふと思いついたことをパタパタと書いてます。

脳内音楽 / 心に響く歌声はコンピュータで合成できるだろうか

最近、頭の中では「♪ごまえーごまえー」という歌が流れている。
ときどき「♪いちまんねんと、にせんねんまえから、あ・い・し・て・るー」に変わる。
追記
アイマスを見ていて、3Dでこれだけかっこいい画像を作れるのに、どうして「心に響く歌声」をコンピュータで合成できないのだろうか、と思う。
…と書いた瞬間に、でも3Dのほうもモーションキャプチャしているだろうから、人間をソースにしているか、とも思った。
「心に響く歌声」をコンピュータで合成する研究はなされているのだろうか。ご存じの方はいらっしゃいますか。
追記
さっそく、epicsさんから、Vocaloidを紹介してもらいました。感謝! 少し聞いてみましたが、うーん、けっこういいんじゃないでしょうか。たとえば、このページにある「Kimi no uwasa (日本語)」という曲などは、ちょっと良い感じですよね。
それはさておき、コンピュータで生成した音声って何となく、口の前に薄い膜が張られているように聞こえます。
追記
リンクをたどってMEIKO(メイコ)ちゃんを発見。

さらにVOCALOIDの扱いに慣れてくれば、 VOCALOIDの歌声をバーチャルだと見破れる人は恐らくいないでしょう。その歌声を耳にした人からの問いかけは、「これ、何のソフトを使っているの?」ではなく、常に「これ、誰が歌っているの?」です。

http://www.crypton.co.jp/mp/do/prod?id=25220

さらに

なるほど。たいへん興味深い。
興味深いので、MEIKOちゃんの声でサンプルを作ってみました (2007-02-24)
制作時間10分。

楽しい。
追記

…ふと思うのは、これらの声には「名前」がついているということ。(音源の素になった人がいるからという理由もあるだろうけれど)名前がつくほどの複雑さと、名前が付くほどの個性があるということなのだろう。名前重要。
追記: バッハ
以下は、ボーカロイドLOLAの歌です。Webサイトのコメントによると、スクラッチから15分で作った曲とのこと。すごすぎ!

追記: 浅田美代子

追記: 結城の作品紹介
Vocaloid Meiko試用版を使って、曲を入力してみました。すごく楽しいですね。以下、作品紹介のページ。